うどん屋しんちゃんの 『人生be able to』

元行列のできるさぬきうどん専門店を2店舗経営していたプロのうどん職人です。家庭でプロの味が出せるレシピのことや、食べ歩きが好きなので美味しい店(うどん屋以外の)の食レポ、趣味でやっているサックス活動のことなど発信していきます。

カテゴリ: 宅建士資格試験

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宅建士試験の効果的な攻略法、

前回は、前半の3ヶ月間で取り組む具体的な学習法についてお話ししました。
記事はこちら


残り3ヶ月から試験直前までの取り組み方法を説明していく………

その前に、
少しだけ私のエピソードを………


モウ、どうしても合格しなければいけない状況を自ら作り出す

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いまから13年ほど前………、
私の勤める会社で、近畿エリア、直営店大規模出店計画のプロジェクトがあり、その責任者を務めることになった時のはなしです。

その増店数が、なんと一気に50店舗以上。

近畿のメンバーだけでなく、東京からも応援部隊を派遣していただき、候補地探しからテナントの家主折衝、内装工事業者との打ち合わせなど、強烈に忙しい、それでも胸踊るやりがいのある仕事にワクワクした毎日を過ごしていました。

店舗を新しく50店出すということは、その店を任せる店長も50人以上育成しなければならず、そのことに特化した研修の場、社内店長育成大学(社内ではABSという名称でした)を開講し、併せてそのメイン講師も務めることとなったのです。


そんな折り、
昼食を食べながらの打ち合わせ報告時に、社長が私におっしゃられた言葉、
(彼は私より年下なのですが、当時37才の若さで一営業マンから店長、エリアマネジャー、部長を経て、実力のみで上場企業の社長に抜擢された行動派のスーパーマンで、今でも私が尊敬して止まない人物です)

「あなたは、全てにおいてバランスがいい、近畿のABSはあなたに任せる」
なんとありがたきお言葉………彼は続けます………

「適任だと思うよ………宅建資格も持ってるんだろ…?」

えっ………………!
当時社内では店長はおろか、その上の役職者でさえ資格保有者は数える程度で、私も資格は持っていませんでした。

「あの………社長………
  私、宅建資格は持っていないんですが………」

勇気を振り絞って言った私の言葉に、彼は一言……

「えっ、うそっ! だっさ~~~っ!」


宅建資格も持っていない人間が、ABSのメイン講師を務める……?!

私のなかで恥ずかしさと、それでいてなんとも言えない悔しさが渦巻きました。

でも社長は何でもないようにこう続けます。

「じゃあ、今年受けて資格取っちゃえばいいじゃん。」
………といとも簡単そうに………………。


その日から試験の10月までは、まだ9ヶ月ほどありましたが、
私にとってはサラリーマン人生の中でも経験したことのないほどの忙しさのこの時に、とてもじゃないけど宅建の勉強する時間などありません!………

という言葉をグッと飲み込み、………………
考える振りをしていると………


「飯食ったら、本屋にいくぞ!」


もう、彼の頭の中には私に宅建資格を取らせるための思考しかありません。

そんなときの彼の行動は恐ろしく早く、5分後には本屋の宅建試験の問題集コーナーに二人で立っていました。

彼は何冊か問題集をパラパラとめくり、物色してから………
「よーし、これとこれ、買いなさい。」
と私に差し出したのが、2冊の分厚い問題集です。

それが前回の記事で説明した内容のものなんですが、

私が
「参考書も買っときます。」と言うと………

「今は参考書は見なくていい!この問題集から始めなさい!
俺もこのやり方で受かった。
騙されたと思って俺の言う通りにやってみたらいい!必ず満点に近い点数で合格できるよ!」
      ………とおっしゃるではありませんか。

更に彼はレクチャーを続けた後……

「目的を明確にしよう。目的は試験に受かること!
そのために何をしたらいいか………。
考えなさい………そして出た答えを実行に移せばいい!」


そうなんです。
前回にお話しした具体的な学習法とは、実はこの社長の教えが元になったものなんです。


そこから後に引けなくなった私は、さらにABSの生徒50人の前で調子にのってこんなことを言っちゃいました。


「私はこうして皆さんの前で講師をやっていますが、恥ずかしながら宅建資格を持っておりません。
そこで、皆さんの前で宣言します!

今年受験しますが………

必ず受かります!
        必ず受かって見せます!」

と、大見得を切ってしまいました。

それこそ退路を断って、覚悟を決めて臨んだのです。

仕事をしながらの学習時間の確保、どうすれば効率よくできるのか………
考えて計画表をノートに書き記します。

そして………
自分を信じて……この通りに実行していこう!


妻と子供(当時二人の娘は小学4年生と幼稚園児でした)には、パパはある資格を取るために勉強するから今年の夏休みは何処へも連れてってあげられない………ごめんな………。
そのかわり頑張って必ず受かるから………

受かったら毎月手当も2万円増えるし………
(妻の表情がこの時だけ輝いたと思ったのは気のせいでしょうか………)

何処でも好きなところへ連れてってあげるから………

とこれまた大見得を切ってしまったのです。


絶対に受からないといけない状況に自分を追い込み、事に臨む………

こういった事も効果的な攻略法の一つかもしれませんね。

あなたも本気で臨むなら、回りに公言する………
      これもまた必要だと考えます。


その後社長が東京本社に帰られるときに……

「宅建の勉強をするからといって、仕事は疎かになるなよ……。」

……………と一言釘を刺されたことは
          言うまでもありません。😓


さて、次回はいよいよこのシリーズの最終回となります。

『残り3ヶ月から試験直前までの具体的な学習法』    
      をお話しします。

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宅建士試験の効果的な攻略法、
前回は学習時間の確保のしかた、
試験に臨むに当たっての覚悟を決める!

という内容でした。
記事はこちらから

今回はその肝の部分、実際の学習法をお話ししていきます。

最初の一ヶ月目は意外とおもわれる方法からスタートします。

参考書を読んでから問題集に取りかかるのは時間の無駄です!

普通に考えれば、参考書なり解説書に一通り目を通し、ある程度知識をつけてから、その知識の確認のため問題集に取り組む……

という流れが自然な学習法ですよね。

でも、このやり方は宅建士試験を受かるための攻略法としては(知識をつけるということにおいては正当だと思いますが)時間の無駄であると言い切ります。

どこが無駄なのか……………

参考書を読む………効率を考えるとこの時間がもったいない!


何のことか解らなくてもいいので、いきなり問題集から始めましょう!

「何の知識もないのに、問題集をやったって、解けるわけがないじゃないの‼」

その通り、あなたは宅建業法、民法、法令上の制限、税のことなど、試験で問われる専門的な知識は持っていませんよね………。

だから、先に参考書を読んで知識をつける………。
いたってまともな考え方です。

でもね、ここで少しだけ思考を変えてみましょう。


まず、あなたにしてもらうこと……

最低でも200問はある問題集(過去に実際に試験に出た問題集)を一冊購入してください。

そこで民法、宅建業法、法令上の制限、税その他の各分野別に何問かまとまって、その中でも項目別に同じような問題を続けて編集されているものを選んでください。
(本試験とおなじ構成になっているものは、後日必要になりますので購入してもいいのですが、最初には取り組まないでください)

なおかつページを開いたら、左側のページに問題が、右側のページにはその問題に対する解答と解説が載っているものがベストです。

最後の方にまとめて解答と解説が載せられているものも多くありますが、これは使い勝手もですが、何よりも解説を見るのにわざわざページを捲らないといけないため、学習効率が非常に悪いです。

最初に取り組む問題集は問題と解答解説が一目で見えるものにしてくださいね。


さあ、何の知識もないまま問題集に取り組めば、当然理解できませんし答えは当てずっぽうですよね。

難解なクイズをやっているような感覚ですね。

知識が無いのですから解らなくて当たり前です………。

で解らないからどうするかというと、直ぐに右ページにある答えを見ます。
ここで重要なのはあなたが導きだした答えが合っているかどうか………ではありません。

逆にそんなことはどうでもいいのです。
それよりもその解説を読んで、それを理解し………
だから正解だった………あるいは不正解だったと認識することが大事なんです。

宅建士試験の問題は一つの問題が四択で構成されていますので、一問に付き四つの各選択肢それぞれの解説が付いています……。

最初は何のことか解らなかった問題も、答えを見て、その四つの解説を読めば、その問題に関しては、おぼろげながら知識として残ります。

一回目は解らなかったことも、この同じ問題集200問を3回繰り返して取り組めば、どうなるでしょう……?
想像してみてください……。

おそらく一回目よりも二回目は、一度経験した問題ですし解説も読んでいますから、問題自体の意味もある程度理解でき、何問かはまともに答えられるはずです。(おそらくこの時点では、忘れている問題の方が多いと思いますが………)

たとえ答えが合っていたとしても、解説は再度必ず読んでくださいね。

三回目になると、60パーセント位はまともに答えられるのではないでしょうか………。
この時も、各解説は必ず目を通します。

ということで、あなたは問題集を解きながらその知識も蓄えていく………ということになります。
また問題慣れをするというこの試験に臨むに当たっての最重要なことを経験蓄積していくこととなります。


さて、ここまでこなしていくと、解説を読んだだけではどうしても理解できない、あるいは意味が解らない部分が出てくるはずです。
そこで初めて、その部分について参考書で確認するのです。
どうしても理解できなかった知りたいことを調べ、それを知識として自分の中へ落とすことで、よりいっそうそれにたいする理解が深まり、逆に得意分野となる可能性は高いと思いますよ。

また参考書を買わずとも、今はネットで検索すれば大抵のことは理解できる便利な時代ですよね。



さあ、ここでこの200問の問題集は、一旦置いておきます。
後日、四回目、五回目ともう一度目を通すことになりますので、大事に保管しておいてくださいね。


そしてもう一冊、同じような構成で出来ている違う問題集を用意し、最初のと同様のことを三回繰り返してください。


二冊の三回目が終わる頃になると、あなたにはそれなりの力と知識が備わっているはずです。

これを学習に取り組んでから最初の三ヶ月間でやってしまいます。



いかがでしょうか………。


宅建士試験に受かるために重要なことは、どれだけの時間勉強したかではなく、最終的にどれだけの問題をこなしてきたか………
に尽きると私は思います。


一生懸命勉強して、万全の体制で試験に臨んだのに合格できなかった人たちの多くが後で感じること………試験の2時間は短すぎた……

そうなんです。
いくら知識が万全でも、試験本番は緊張もしますし、またひねったいじわるな問題も多くあるのです。

解らない問題が出ると焦ってもしまいます。

本番50問中、一問に費やせる時間は2分24秒、

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最後の方になると、時間が足りない!と思って余計に焦ってしまう……!

私は実力があるのに不合格になってしまった多くの人たちからこのような言葉を聞きました。


したがって取り組みの最初から試験問題に慣れておくというこのやり方は、いたって合理的で利にかなっていると言えるのです。



さて、四ヶ月目以降の効果的な攻略法、

また私がどうしてもこの試験に合格しなければならなかった理由も含めて……………

      
       それは…

          
          次の記事でお話しします。






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一昨日、『宅建士試験の効果的な攻略法の記事の続きはどうなっているの………?』
と読者のかたから指摘を受けてしまいました。

忘れていたわけではないのですが、ここのところ刺激的な非日常が続いていましたので、そちらの記事に時間を取られていました。😓

すみません😢

ということで、宅建士試験攻略法の続きです。

前回は試験の概要と平成28年度試験の申し込み要項についてお話ししました。
記事はこちら

今回からは効果的な攻略法を、より具体的にお話ししていきます。

今から試験までに300時間を確保してください

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さて、10月16日(日)が試験日ですので、今からですと約6ヶ月の時間があなたにはあります。

試験合格のためには、人によって個人差はありますが「300時間前後の勉強時間が必要である」と言われています。

これを6ヶ月(勉強をお休みする日を30日分引いて150日で計算します)で割ると、一日当たり、
2時間………ということになります。
(お休みは必要ない………と考えられる方は、5月16日が月曜日ですので、切りよくこの日からスタートしてもけっして遅くはありません)

ようするにこの2時間という時間がとても重要なのです。

2時間………
これ実は試験の時間でもありますね。

「仕事がお休みの日にまとめて8時間勉強します!」という方も中にはおられるでしょうが、この場合でも2時間の区切りを意識してください。
(ただし、効率‥という観点から、あまりお薦めはできません。一日の時間は少なくても、日々継続していく方をお薦めします)

試験と同じ時間の2時間の区切りが試験勉強にも重要である………という理屈は後に説明するとして………


ひとまず話を元に戻しましょう。

さてこの300時間を作ったとしても、合格する確率は半々(ハーフハーフ)です。

その確率を、私の実践した方法で限りなく100パーセントに近づけるために、効果的な攻略法をお話ししています。

前にも触れましたが、宅建士試験は努力なしで受かるようなあまいものではありません。

この時点で300時間確保は無理だ………

と思われた方は、「この先を読んでも意味がない」と、ここでページを閉じますか………………?

無理だと思われる前に柔軟な思考に切り変えてみましょう

毎日満員電車に揺られて通勤し、遅くまで仕事、
帰ってシャワーを浴びて晩御飯を食べて………
その後に2時間も勉強するなんて………

あ~~~無理無理!

という気持ちはよく解ります。

満員電車に乗るだけでも疲れてしまいますよね。
これってどうすることもできない………?

ちょっとだけ思考を変えてみてください。


今、あなたが乗っている朝の通勤電車、
もし1時間早く乗ったら、少しはすいているのではありませんか………?
場合によっては座れるかも………。

そう、1時間、いつもより早く起きる………

私がまず実践したのは、まさにこれです。

当時私は京阪線の光善寺という駅から大阪の淀屋橋まで片道30分、各駅停車の電車に乗って通っていました。
1時間早く出ることで、座ることこそできませんでしたが、車両の端の壁に背中を預けて、30分間、集中してテキスト(問題集)とにらめっこすることができました。

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会社に着けば、まだ誰も出社していないオフィスで早く出た分の1時間、これまた集中して問題を解けます。(そんなに早くいっても会社が開いてないよ………という方は、カフェでコーヒーを飲みながら、あるいは、やるきになれば駅のベンチでも集中できるものです)

仕事が終わった帰りの電車の中でも30分、問題に取り組む。

このようにして合計2時間を一日の中で作り出しました。

家に帰ったら普段通りの生活を………
ちょっとだけ違うのは、翌日に備え、いつもより1時間早く寝る………ということ。

仕事のある日は、(週休1日で仕事やってました)このパターンを5日おこなって、1日は試験問題集はお休み、

仕事が休みの日(当時は火曜日が多かったです)は、午前中に2時間だけ集中して取り組みました。

このサイクルパターンを半年間続けたのです。

いかがでしょう………?
これくらいなら、半年間………頑張れませんか………?

頑張ったその先には、一生ものの国家資格が…。
持っていれば就職にも有利、毎月の手当てが付く可能性も………!


絶対に受かる!そのために覚悟を決める!

私の場合は、何があっても4月15日からは絶対に始める!
と、自分に言い聞かせ、時間確保の計画も前もって決めていましたので、比較的スムーズに実践できました。

実をいうと当時の私には、『どうしても受からなければならない!』という、引くに引けない事情がありまして………


絶対に受かってみせる………!
    そのための覚悟を決めたのです。


引くに引けない事情………………

   より効果的な具体的な攻略法とは……

         
        それは

           次の記事で………。












    





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引き続き、宅建士試験合格のための効果的な攻略法

今回で2回目です。

前回は、昨年の合格率や、宅建士資格とはどのようなものか………についてお話ししました。


今回は具体的な『攻略法』をお話しする前に以下のことを先に説明しておきます。

宅建士試験の概要

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宅建士試験は、2時間で50問の問題を解く試験です。50問すべて択一式で肢は4つ

平成21年から出題傾向が若干変わり、宅建業法の問題が増加しましたので、ここでは平成21年から平成25年までの試験内容について説明します。

大きく分けると4つの分野にわかれます。
また、それぞれの出題数も例年同じです。

出題分野、問題数、問題順は下記の通りです。

民法など 14問  1~14
法令上の制限 8問  15~22
宅建業法 20問  26~45
税・その他 8問  23~25、46~50



平成28年度宅建士試験について

平成28年度の試験は、下記の予定で進めているようです。
変更される場合もありますので、平成28年6月3日(金)の実施公告以降、改めてご確認くださいね。


◆受験申込書の受付期間


【インターネット】

平成28年7月1日(金)9時30分から7月15日(金)21時59分まで

※ インターネット申込みでは、試験会場を事前に指定することができます。
ただし、先着順の会場指定となりますので、ご希望に添えない場合もあるようです。

※インターネット申込みは、パソコン利用に限ります。


【郵 送】

平成28年7月1日(金)から8月1日(月)まで

※ 都道府県によっては、希望試験会場を選択することができるところもあります。
ただし、先着順の会場指定となりますので、ご希望に添えない場合もあるようです。

※ 簡易書留郵便で送付されたものであり、消印が上記期間中のもののみ受付けられます。
それ以外のものは受付けられません。


【試験案内配布期間、場所等】

配布期間は、平成28年7月1日(金)から8月1日(月)まで

配布場所は、平成28年6月3日(金)以降、

『一般財団法人不動産適正取引推進機構』のホームページに掲載されます。

ホームページは http://www.retio.or.jp/exam/です。

※ 顔写真のサイズはパスポート申請用サイズ(縦4.5cm、横3.5cm、頭頂からあごまでが長さ3.2cm以上3.6cm以下のもの)です。

顔写真については、指定したサイズ以外など不適切な場合は、差替えを指示されることもあるようです。

指示に従わない場合、受験申込書を受付けされません。


【受験手数料】

7,000円

※ いったん振り込まれた受験手数料は、申込みが受付されなかった場合を除き、返還されません。

※受験手数料は、消費税及び地方消費税は非課税です。


【試験日時】

平成28年10月16日(日)13時から15時まで(2時間)

※ ただし、登録講習修了者(5問免除)は、13時10分から15時まで(1時間50分)。

当日は、12時30分から受験に際しての注意事項の説明がありますので、それまでに自席に着席しておいてくださいね。

※ 試験時間中の途中退出はできません。

途中退出された方は棄権又は不正受験とみなされ、採点されません。


【合格発表】

平成28年11月30日(水)です。


試験時間は2時間 ここが攻略法のポイント

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試験時間は2時間です。

出題数は50問ありますから、単純に計算すると………
1問あたりに費やせる時間は、144秒………

つまり2分24秒ということになります。


この時間………充分だと感じるか………
   それとも足りないと感じるか………

宅建士試験の効果的な攻略法に大きく関わってきます!


詳しくは………
     
       次の記事で……。   










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何かを始めるのに、春、という季節は様々な意味でそれを後押ししてくれます。

資格を取るために頑張ってみる!
というのもいいかもしれませんね。

宅建士資格合格のための攻略法を教えます

そこで今回は、毎年約20万人が受験する人気の国家資格である宅建士(宅地建物取引士)(旧 宅地建物取引主任)合格を目指すあなたに、

私が実際に、独学で取り組んだ
『宅建士試験に受かるための攻略法』を、経験も交えてシリーズで記事にしていきたいと思います。


勉強法とはせず、敢えて攻略法としたのは、大きな理由があります。

知識をコツコツと積み上げ、それを完全に習得してから試験に臨む、
本来勉強とはそうしたものなのでしょうが、私がここで書くことは、宅建士試験に合格するためだけのことに特化するやり方………

勉強法というにはおこがましい、合格することのみに焦点を当てた戦略なのです。



不動産業界に従事されてる方々はよくお分かりだと思いますが、全く経験のない方は、このように思われていないでしょうか………?

日々、宅建に関する仕事をしているのだから、断然有利である………と。


これは大きな間違いです。
宅建士試験で問われる問題は、日々行っている不動産業務知識と、全くと言っていいと思いますがリンクしていません。

何十年、不動産会社に勤めようが、全く経験の無い方と、試験に関しては同じ時間を費やさないと、スタートラインは変わらない…と言い切ります。

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経験者が申請手続きをして、5問免除される特例はありますが、それを除けば対等の戦いなのです。


だからこそ、もう一度敢えて言います!
不動産実務に活かすことを学ぶなら、その事について勉強をするのが実用的ですが、ここでは実務ではなく、試験に合格するためだけの攻略法、そのやり方を理解していただく………ということになります。


宅建士資格とは


では、宅建士の資格はどのような形で活かされるかといいますと、

宅建士取引業(不動産売買や賃貸の仲介など)を行う事務所では、事務所ごとに従業員5名に1名以上の割合で取引主任者を設置しなければ業務 ができないという決まりがあります。

従って不動産関係の業界の方にはもちろん、物件の査定を行う銀行など不動産に少しでも関わる企業であれば、宅建士資格を評価するケースも多くあります。

広い業種で武器として活かせる国家資格なのです。

賃貸不動産業界では、この資格に別途手当てを支給しているところも多く、ちなみに私が勤めていた会社では月額2万円が支給されていました。


宅建士試験って難しいの


ちなみに平成27年度の合格者数は約3万人で、合格率は15.4%です。
受験申込者数は、約24万3千人強、
そして実際に受験した人は、約19万5千人。

5万人弱が試験会場に顔を出しませんでした。

申し込みはしたけれど、受験しても無駄だと判断した人達です。


そして、実際に受験した19万5千人のうち、
なんと60パーセント近くの人達がダメもとで受験しています。

ダメもと………ということは、ろくに努力や対策もせず、受かったらラッキー………的な感覚で臨んでいるということですね。

試験問題は4択問題が50問なので、適当に選んでおけば正解も当然出てくるわけですが、合格点をとれる確率は限りなく『0』に近い、いやもう『0』なのです。
受験料と貴重な時間をどぶに捨てるようなもの!

このダメもとの中には、特に業者関係者が多いのですが………

会社が奨励していて、要請で受験する方も多いようですね。

まあ、いずれにしても、なんの努力もせずに合格できるほどあまい資格ではない、ということです。


先ほど示した平成27年度の合格率、非常に低いように感じますが、実際に真剣に取り組んだ方たちだけを分母とするならば、合格率は40パーセント以上、ほぼ二人に一人が合格している………

ということになります。

効率よく、試験に合格するためだけの努力をすれば、一生ものの国家資格を手にすることが出来るのです。

ちなみに私は、今振り返れば仕事量が会社人生の中で一番忙しい時に仕事をしながら独自の攻略法を実践し、48点(自己採点です。合否は教えてくれますが点数の連絡はなかったような………
試験が終われば直ぐに正解が発表されますので、自己採点できますよ)という点数で合格できました。


そのやり方、攻略法は

          それは次の記事で………。










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